絵本のあひる 「ジョーンとあひる」
  
「ジョーンとあひる」
1995年3/1-福音館書店・こどものとも

発行は3月、このくらいの時季から池や湖で鴨がひよこを連れた姿が見られます。全国の川や湖で、水鳥に餌をあげるシーンが見られ風物詩になっていますね。

毎週日曜日にジョーン親子も公園のあひるにおやつをあげに行き、楽しいひと時を過ごしたあと自分たちも家に戻っておやつです。
年少向けの絵本で絵も物語りも単純明快。押し付けがましい教訓や促しなど一切ないので、小さい子は素直に受け入れると思います。

この絵本を読んだ子は、また読んで貰った子は、自分も池の水鳥に餌をあげに行きたい!と思うでしょう。日曜日にお父さんと一緒に遊ぶライフスタイルは自分と重なり、あひるの親子におやつを与えるシーンは、親子が一緒に仲良く暮らしている事を再確認でき、安心感を覚えます。
与える、と 与えられる事の両方を理解できる年になり、優しい心を芽生えさせるお手伝いになる絵本です。

しかし、あひるにパンやケーキを与えてはいけません!



 
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