お菓子の歴史は浅く、パン(bread)の歴史は古い。小麦の栽培と共に、オーブンの歴史も始まりました。 主食として質素なパンが焼かれていた頃は、きっとオーブンも原始的な物だったでしょう。 使っているオーブンがアウトドア用なんだから、もっと単純なな物を焼いたほうが失敗しないかも…とケーキを諦めてパンを焼いてみました。 |
・ナッツは食べ易い大きさに砕いておきます。すり鉢を使うと便利。 ・牛乳は膜が張るまで温めた後、人肌くらいまで冷まします。 ・牛乳・卵・砂糖・スキムミルクをよく混ぜます。(A) ・強力粉&薄力粉の半量とイーストを混ぜます。(B) ・BにAを入れ、ゴムべらでさっくりまぜます。 ・生地にまとまりが出てきたら、残りの強力粉・薄力粉・ナッツを入れます。 ・生地全体が馴染んできたら、手でこねましょう。 ・生地が手に付かなくなってきたら、バターをちぎって指先で柔らかくしながら生地に混ぜ込んで行きます。 ・こねる←→たたくを15分繰り返します。うどん作りに似てるかも。 ・生地を丸くまとめラップをかけて、温度・湿度のある場所で2倍の大きさになるまで発酵させます。 |
薪ストーブの上の湯沸し鍋の上が、温度も湿度も最高でした。 …夏はどうしよう。 ←この後、ラップを押し上げるほど膨らんだら最初の発酵は終わり。 |
・膨らんだ生地を軽くこねてガス抜きをしたあと、6等分し、きれいに丸めて10分ほど休ませます。その間に型に薄く油を塗っておきます。 ・生地を3個ずつ並べて入れ、また温度・湿度のある場所で、2倍の大きさになるまで発酵させます。 ↑濡れ布巾を被せて、再びストーブの上の湯沸し鍋の上で発酵。 |
・170度のオーブンの中段で15分ほど焼きます。 ←これが使用したアウトドア用のオーブン。 コンロの上に乗せて使います。 温度管理が自動じゃないので、コツを掴むまで練習が必要です。 15分、火種を見ながら、焼けてくる香ばしいかおりを楽しみます。 |
粉を用意してから焼きあがるまで2時間くらいかかりました。手間を考えると買った方が楽なのは確かですが、添加物の入っていない焼き立てを食する贅沢を楽しめます。作る工程を知れば食する楽しみも倍に、想像力も膨らみます。 |
■材料 パウンドケーキ型(17×6×6)2個分 |
*強力粉 250g *薄力粉 50g *ミックスナッツ(100円で買ったおつまみナッツ)1袋 *インスタントドライイースト 6g *卵1個 + 牛乳 あわせて190cc *砂糖 大さじ3杯 *スキムミルク 大さじ1杯 *バター 大さじ1杯 |