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毎年秋に、札幌で開催されている【さっぽろデザインウィーク】の企画のひとつです。様々なジャンルの作家さんが製作した椅子を展示します。毎年違ったテーマが設けられていますが、今年のテーマは「こどものための椅子」。ちょうど子育て真っ只中であろう、45歳以下の木工家たちに、自分の経験や想いなどを反映させた椅子を作ってもらおう… というのが今年のコンセプトです。 | |
こどもの椅子なので、単純に「小さい椅子」のオンパレードになると思いきや、実に様々な表情の可愛い椅子が並びました。「こどもの椅子展」と銘打ったため、小さなお子様を連れたご家族連れのお客様が多くいらしたそうです。 |
小さなお子様に人気だったのは、ゆらゆら動く楽しい椅子でした。大人の男性には、小さくても造りがしっかりした本格派の椅子が人気。 ←ダックスープの椅子はコチラです。いろいろな木材を使ったカラフルな【こどもウィンザー】です。「女性に人気でしたよ」とギャラリーの方に教えていただきました。 会場でお客様から直接頂いたご感想「お姫様の椅子だわ♪」 製作中の気持ちがお客様に通じたと感じる、嬉しい一瞬でした。 |
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上の写真は会場で撮影した物ですが、いろんなライトが当って、レンズが色合いを拾いきれておりませんでした。参考に、太陽光の下で撮った写真も掲載します。カラフルなこちらが本当の色合いです。 HPやブログには「ダックスープは、脚物(椅子など)よりは箱物(引出しなど)が得意です」…と何度も書いて来ました。箱物を中心に修行してきた成果なので、工房の個性…と自負しております。しかし最近は椅子を作る機会が大変に多く、さすがにこれだけ立て続けに製作しますと、椅子の面白さや魅力もずいぶん判って来たように感じます。 …今は、このウインザータイプの椅子が、楽しくて仕方ありません。大好きな旋盤作業(ロクロ)をプッシュできる製品です。今後の定番製品化に向けて、さらに改良を重ねていく予定です。 リアルタイムで更新していたブログもご覧下さい→コチラ |
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